この記事では「資産運用とは」という疑問を解消し、やめとけと言われる理由も解説していきます。

資産運用って、何から始めればいいのだろう?



投資との違いがわからないし、リスクが怖くて踏み出せない・・・。



「やめとけ」という声も聞くけど、本当のところはどうなんだろう?



資産運用について、投資未経験者さんや初心者さんにもわかりやすく説明します。
資産運用は、将来の生活を豊かにするために今ある資産を効率的に増やしていく方法です。
預貯金・株式・投資信託・新NISAまで様々な選択肢があり、自分に合った方法を選ぶことで無理なく資産形成を進められるでしょう。
資産運用を考えている初心者の方に向けて、基本的な仕組みや種類、そして「やめとけ」と言われる理由とその対処法についてくわしく解説します。
元本割れのリスクや必要な知識、詐欺への注意点など、始める前に知っておくべき重要なポイントも含めてお伝えします。



安心して資産運用を始めるための参考として、ぜひ最後までお読みください。
資産運用とは


資産運用とは、持っているお金を上手に働かせて、効率的にお金を増やしていくことです。
子どもの教育資金や住宅ローン、老後の生活費をまかなうため、資金運用は将来の安心と切っても切り離せない関係にあります。
ここでは資産運用について、以下の内容で解説します。



くわしく見ていくよ。
資産運用には預貯金と投資がある
資産運用には大きく分けて2つの方法があります。
- 預貯金
安全性を重視した運用方法 - 投資
リターンを重視した運用方法
預貯金
預貯金は、銀行や信用金庫などの金融機関にお金を預ける方法です。
元本が保証されており、預金保険制度により1,000万円とその利息まで保護されるため、安全性が非常に高いという特徴があります。
普通預金や定期預金などが該当し、いつでも引き出せる流動性の高さも魅力です。
流動性(りゅうどうせい)とは
資産の換金のしやすさのこと。
ある資産をその時の適正な市場価格から大きくかけ離れることなく、迅速に現金に換えられるかどうかを示す指標です。
ただし、現在の日本では金利が非常に低く、資産を大きく増やすことは期待できません。
投資
投資は株式や投資信託などの金融商品を購入する方法です。
預貯金より高いリターンが期待できる反面、元本割れのリスクもあります。
例えば
株式投資では企業の成長に応じて大きな利益を得られる可能性がありますが、株価が下落すれば損失も発生します。
投資を行う際はリスクとリターンのバランスを理解し、余裕資金で行うことが大切です。
資産運用の種類


資産運用には様々な種類があり、それぞれに特徴があります。



資産運用の種類と特徴を表でまとめたよ。
債券
債券は、国や地方自治体、企業などがお金を借りるために発行する借用証書のようなものです。
投資家は債券を買うことでお金を貸し、その見返りとして、満期時に利息を受け取ります。
満期まで保有すれば元本が返ってくるため、株式と比べてリスクが低く、安定した運用を求める方に向いています。
特徴
債券の価格は金利の動きと逆の関係にあります。
金利が上がると債券価格は下がり、金利が下がると債券価格は上がる特徴があるのです。



途中で売却する場合は、市場価格の変動により損失が発生する可能性もあります。
金(ゴールド)
金(ゴールド)は、実物資産として古くから価値が認められている資産運用方法です。
金は経済危機や戦争などの有事の際に安全資産として買われる傾向があり、リスクヘッジの手段として活用されています。
特徴
金は世界的に価値が認められており、インフレや経済不安に強く、安全性の高い資産として人気があります。
価格変動はありますが、長期的に見ると資産の価値を守る手段として有効です。
ただし、金は利息や配当を生まない資産であり、保有しているだけでは収益が発生しません。



また価格変動リスク・為替リスクなど、注意する点もあります。
金(ゴールド)について詳しく知りたい方は、こちらの記事がおすすめです。


投資信託
投資信託は、多くの投資家から集めたお金を1つにまとめて、投資のプロが株式や債券などに投資・運用する金融商品です。
投資信託の最大のメリットは、少額から分散投資ができることです。
個人では購入が難しい海外の株式や債券にも、投資信託を通じて簡単に投資できます。



投資信託は、投資商品の中では、低リスクです。
特徴
運用はプロのファンドマネージャーが行うため、投資の知識が少ない初心者でも始めやすいという特徴があります。
商品の種類も豊富で国内株式型・海外株式型・債券型・バランス型など、自分のリスク許容度に応じて選択できます。



つみたてNISAやiDeCoと相性がよく、税制優遇を受けながら資産形成しいていきましょう。
不動産
不動産投資とは、マンション・アパート・土地などの不動産を購入し、家賃収入や売却益を目的とした資産運用方法です。
不動産投資の最大の魅力は、毎月安定した家賃収入(インカムゲイン)が期待できることです。
また、物件価値が上昇すれば売却益(キャピタルゲイン)も狙えます。
特徴
不動産は現物資産であるため、インフレに強いという特徴があります。
ただし、購入時には多額の初期費用が必要で、空室リスクや修繕費用、固定資産税などの維持費も考慮しなければなりません。
物件選びには専門知識が必要で、立地や築年数、周辺環境などを慎重に検討することが重要です。



初心者の方は、まずREIT(不動産投資信託)から始めることをおすすめします。
REITについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。


外貨預金
外貨預金とは、日本円ではなく米ドルやユーロなど外国の通貨で預金することです。
外貨預金の魅力は、日本の預金より高い金利が期待できることです
特徴
米ドル建て定期預金では、日本円の定期預金よりも高い金利を得られる場合があります。
また、為替レートの変動により、円安になれば為替差益も狙えます。



預金という形態のため、株式投資などと比べて仕組みがわかりやすいです。
ただし、為替リスクには十分な注意が必要です。
円高になると、金利収入があっても為替差損により元本割れする可能性があります。
また預金保険制度の対象外であるため、金融機関が破綻した場合の保護はありません。
外貨預金を始める際は、余裕資金で行い、為替相場の動向を注視することが重要です。
株式
株式投資は、企業の株を購入して配当金や売却益を得る資産運用方法です。
株価が上昇すれば売却益(キャピタルゲイン)を得られ、保有していれば配当金(インカムゲイン)を受け取れます。



株主優待を楽しみにしている人もいるね!
特徴
株式投資は、企業の成長に応じて大きなリターンが期待できることです。
一方で、株価は日々変動し企業業績の悪化や経済情勢の変化により大きく下落することもあります。
銘柄選びには企業分析が必要で、財務諸表の読み方など、ある程度の知識が求められます。



初心者は、まず少額から始め、分散投資を心がけることが大切です。
暗号資産
暗号資産(仮想通貨)は、インターネット上で取引されるデジタル通貨を使った資産運用方法です。
国や中央銀行に管理されない分散型通貨として注目されています。



暗号資産は、仮想通貨とも言うよ。
特徴
暗号資産の代表格であるビットコインやイーサリアムは、ブロックチェーン技術により管理されており、24時間365日取引が可能です。
価格変動が大きいため、短期間で大きな利益を得られる可能性があります。
また、少額から投資でき、数百円から始められる取引所もあります。



暗号資産は価格変動が激しいため、自分のリスク許容度に合わせた判断が大切です。
1日で数十パーセントも価格が変動することもあり、投資した資金が大幅に減少する可能性があります。
ハッキングや取引所の破綻リスク、規制の変更による影響も考慮する必要があります。
初心者が投資する場合は、失っても生活に影響しない範囲の金額で始めることが重要です。
投資初心者におすすめは、新NISA
新NISA(少額投資非課税制度)は、投資で得た利益が非課税になる国の制度です。
2024年から制度が拡充され、より多くの人が長期・分散投資を行いやすくなりました。
特徴
新NISAでは、株式や投資信託などの運用益にかかる税金20.315%がかかりません。
(税金20.315%=「所得税15%」+「住民税5%」+「復興特別所得税 0.315%」(所得税の2.1%相当)
長期運用すると、運用で得た利益を再投資することで、雪だるまのように資産が膨らんでいく複利効果も期待できます。



投資初心者や、これからコツコツ資産形成をしたい人に向いています。
投資を始めるなら、運用益が非課税になる新NISAがおすすめです。
新NISAについて詳しく知りたい人は、ぜひこちらの記事も読んでみてください。


資産運用はやめとけと言われる4つの理由を紹介


資産運用を始めようと思っても、「やめとけ」という声を聞いて不安になる方も多いのではないでしょうか。
資産運用はやめとけと言われる4つの理由を紹介します。
このような理由から資産運用はやめとけと言われますが、正しく理解して対策を取れば、多くのリスクは回避できます。



資産運用を成功させるために、まずリスクをしっかり把握することが大切です。
それぞれくわしく説明していきましょう。
元本割れのリスクがある
投資は元本割れする可能性があるため、やめとけ、と言われることがあります。
元本割れ(がんぽんわれ)とは?
投資した金額よりも資産価値が下がってしまうこと。
例えば
100万円で購入した株式が80万円に値下がりすれば、20万円の損失が発生します。
元本保証(がんぽんほしょう)とは
投資したお金(元本)が、将来どのような経済状況になっても減ることなく、全額払い戻されることが約束されていること。
価格変動のともなう株式や投資信託などの金融商品は資産が増えることもあれば、減ってしまうこともあります。



元本割れのリスクは、次の方法で軽減できます。
- 分散投資
一つの商品に集中しないように投資することで、リスクを分散できる。 - 長期投資
一時的な値下がりの影響を小さくできる。 - 余裕資金で運用
精神的な負担を軽減できる。
元本割れのリスクを過度に恐れず、自分にあった適切なリスクで資産運用することが大切です。
短期的に利益を得るのは難しい


資産運用は「すぐに儲かる」というイメージを持っている方もいますが、短期的に利益を得るのは難しいです。
資産運用で安定した利益を得るには、通常は年単位での時間が必要になります。
短期間で大きなリターンが得られる商品は、リスクが高く損失を出す可能性も高いからです。
デイトレードなどの短期売買は、プロでも安定して利益を出すことが難しく、初心者にはおすすめできません。



資産運用の本来の目的は、時間をかけて着実に資産を増やすことです!
複利効果により、長期間運用するほど資産は加速度的に増えていきます。
資産を増やす場合はリスクを抑えながら10年・20年という長期スパンで考え、コツコツ続けていくことが大切です。
知識がないと失敗しやすい
資産運用は、知識がないと失敗しやすいため、やめとけと言われることがあります。
知識不足による失敗例には、次のようなものがあります。
- リスクの高い商品に全財産を投資してしまった。
- 手数料の高い商品を選んでしまった。
- 金融商品の仕組みを理解せずに購入し、予想外の損失を被る。



安心してください!
基本的な知識は書籍やインターネットで学べます。
おすすめは、新NISAで少額から投資を実践しながら、投資への理解を深めていく方法です。
投資を始める前に、お金の勉強をしたい方はこちらの記事も併せてお読みください。


詐欺に遭う可能性がある


資産運用には詐欺に遭うリスクもあるため、マイナスのイメージを持つ人も少なくありません。
残念ながら資産運用を装った詐欺も存在し、初心者が狙われやすいという現実があります。
実際「必ず儲かる」「元本保証で高利回り」といった、甘い言葉で誘う投資話が数多く出回っているのです。



相場とかけ離れた話には要注意!
SNSやインターネット上で知り合った人から投資話を持ちかけられたり、セミナーで高額な情報商材を売りつけられたりする事例があります。
実在する金融機関を装った偽サイトに誘導し、個人情報や資金を騙し取る手口も巧妙化しています。
特に仮想通貨や海外投資など、一般的になじみの薄い商品を使った詐欺が増加中です。



投資に、絶対・確実といった言葉はないですよ。
詐欺を避けるためには、金融庁に登録された正規の金融機関を利用することが基本です。
また、契約を急かされたり、内容がよくわからない商品は避けるべきです。
不審な勧誘を受けた場合は、金融庁の金融サービス利用者相談室や消費生活センターに相談することをおすすめします。
資産運用とは|まとめ


この記事では、資産運用とは何か?そして、やめとけと言われる理由まで解説しました。
資産運用とは、現在持っている資産を効率よく働かせ、将来の生活を豊かにするために増やす方法です。



資産運用とは何か?について説明したよ。
預貯金と投資の2つに大別され、それぞれ安全性とリターンのバランスが異なります。
| リスクの高さ | 種類 |
|---|---|
| 低リスク | 債券・金(ゴールド)・投資信託 |
| 中リスク | 不動産・外貨預金 |
| 高リスク | 株式・暗号資産 |
資産運用には、リスクの低い順に債券・投資信託・株式のほか、不動産・金・外貨預金・暗号資産など多様な選択肢があります。
投資初心者には、リスクを抑えた分散投資が可能で、運用益が非課税になる国の制度である新NISAを活用した投資信託の積立がおすすめです。
資産運用に対する「やめとけ」と言われる理由として次の4つの意見がよく聞かれますが、リスクや誤解に基づいています。



正しく理解し、対策を講じることで回避・軽減が可能です。
長期・積立・分散投資を心がけることで、価格変動による損失リスクを抑え、着実に資産を増やしている人がいます。



コツコツ長期で投資すれば、安定した資産形成が期待できます。
新NISAのつみたて投資枠は、長期・積立・分散投資にぴったりなので、投資初心者は、ぜひ活用してください。
新NISAについては、くわしく知りたい方はこちらの記事がおすすめです。















